GWSは基本的に、スクリプトを利用せずにデータベースを作成することを第一義に考えて作られています。スクリプトによる拡張は、それ以外に実現手段がない場合や、あるいは再利用可能なテンプレートを開発するために用意されています。可能な限りスクリプトを利用せずにデータベースを作成することをお勧めします。
また、このセクションは、スクリプトの記述について一定の経験があるユーザを対象に書かれています。スクリプトについての一般的な入門については、市販のJavaScript解説書や、Windows Script Hostの解説などを参照してください。
GWSにはJavaScriptインタプリタが組み込まれており、様々な機能をスクリプトによって拡張できるようになっています。GWSのJavaScript実行環境には、JavaScriptに標準として組み込まれているクラスと、GWS固有のクラス、Windows Script Host互換のクラスなどがあります。JavaScript標準クラスについてはこの文書では解説しませんので、市販のJavaScript解説書などを参照してください。
表 1. GWSで利用可能なJavaScriptクラス一覧
| クラス | 規格 | 概要 |
|---|---|---|
| Array | 標準 | 配列 |
| Boolean | 標準 | 真理値 |
| Date | 標準 | 日付 |
| Function | 標準 | 関数オブジェクト |
| Math | 標準 | 数学関数 |
| Number | 標準 | 数値 |
| Object | 標準 | オブジェクト |
| RegExp | 標準 | 正規表現 |
| String | 標準 | 文字列 |
| Binary | GWS固有 | バイナリデータ |
| GWS | GWS固有 | GWSデータベース |
| Integer | GWS固有 | 多倍長整数 |
| GWSPath | GWS固有 | DBパス |
| Rational | GWS固有 | 多倍長有理数 |
| ActiveXObject | WSH互換 | ActiveXオートメーションオブジェクト |
| VBArray | WSH互換 | Visual Basicのセーフ配列 |
GWS固有クラスの詳細についてはまだ完全には文書化されていません。